JPN書紀

名台詞50音で振り返るブレンパワード【編集後記】




本記事では上記動画
「【富野由悠季】名台詞50音で振り返るブレンパワード」
の各台詞の選定理由・解説・感想などを書いていきます.


1.映像を見ずにまず思いついたもの
2.感想サイト,総集編動画を見て抜粋
3.本編を繰り返し見て抜粋
という流れで台詞を選んでいるので,なるべく私自身が印象に残っている,シーンを詰め込んだつもりです.
他の台詞と文字がかぶっていしまい泣く泣くカットした台詞も多くあります.


あたしの一番大切な人をあげるのよ!
あたしの愛している人なんだから、寂しくないでしょう!
26話「飛翔」 宇都宮比瑪

歪んだ家族観を持つ勇とジョナサン2人の物語であるブレンパワード
その対比として描かれる"両親のいない"存在である比瑪.
比瑪ちゃんの純粋で真っ直ぐ,そして優しい性格に,勇だけでなく視聴者全員が救われた気がします.


イエスだね
2話「運命の再会」 伊佐未勇

1年前のことをずっと覚えているのだから勇は最初から比瑪に惹かれていたのは確実.
ただ,この感情表現の歪み方は,本当に伊佐未勇だな,と思います.


裏切り者がぁ!親を裏切るガキなどは、親不孝以下だろう!
7話「拒否反応」 エッガ・ブランカン

エッガは欲の塊であると同時に,ブレンパワードのキャラクターの中では珍しく最初から最期まで純粋で正直でしたね.


選ばれた人間以外は死んでもいいなんて、間違ってる。
そう言いたくても聞いてくれなかった親は、殺すしかないだろ…!
10話「プレートの誘惑」 伊佐未勇

中盤(ネリーと出会う前)の勇はとにかく両親を殺すことに固執しています.
その考えが最終話に至るまでに少しずつ解けていくのがこの作品の肝の一つですね.


(ごめん)覚えていない
11話「姉と弟」 伊佐未勇

小説エピローグには
「せっかくの誕生日プレゼントにちゃんとした花が買えなかったことが恥ずかしくて覚えないようにしていた」
とありますが,この切り返しの速さを見るに,少なくともこの時点では本当に覚えていなかったのでしょうね.
それは,やはりこの時点では両親と姉を殺さなくてはならないという考えに固執していたことも大きな要因だと考えられます.


勝手に思ってるだけの想いなど 子供に伝わるわけがないだろう
9話「ジョナサンの刃」 ジョナサン・グレーン

会える時間がなかったとしても,コミュニケーションの重要さがたった一言で伝わる名台詞.
周りの大人(ゲイブリッジと直子)がとんちんかんなことを言っているのもジョナサンとの対比が強調されてすごく悲しい.


君は立派だったよ、尊敬に値する坊やだ、ふふっ。
9話「ジョナサンの刃」 ジョナサン・グレーン

ジョナサンって,本当に優しいやつなんですよね.だから好き.


クリスマスプレゼントだろ!
9話「ジョナサンの刃」 ジョナサン・グレーン

クリスマスプレゼントがもらえなかったという事実でこの2人の親子関係を一瞬で視聴者に理解させる素晴らしいシーン.
アノーアの「そんなに忘れてたの…?」がせつなすぎます.


げっそりする感覚は
6話「ダブル・リバイバル」 ジョナサン・グレーン

どんな感覚なのかわかんないけど,げっそりする感覚なんだろうなあー.


こんなものなくたって人は生きて行けます!めーでしょ!
21話「幻視錯綜」 宇都宮比瑪

まず1番最初に思いついた台詞.
この一言でブレンパワード全体のテーマ,比瑪の性格を表現している.
音楽も素晴らしい.


さあ決戦だ
26話「飛翔」 宇都宮比瑪

最終回冒頭のあらすじ.
この軽い感じが良い.


しかしもうひとつ忠告をしておくと、
女房の態度が変わってもそれに気付かないのがお前のお父ちゃんってことだ!
お前はそういう男と女の間に生まれた子供なんだ!
14話「魂は孤独?」 ジョナサン・グレーン

いわゆる「ジョナサン流の強がり」の止めの台詞.
一度謝罪して落ち着かせたあとのこのトドメの一撃は,ジョナサンの才能に感動する.
このシーンに関しては下記記事が詳しいです.
ジョナサン流の強がり


救われなかった者も、選ばれなかった者も、救えるのが絶対者だ!
リクレイマーは、オルファンの遣いじゃない!
4話「故郷の炎」 伊佐未勇

リクレイマーに関しての見解は最初から一貫してました.


戦争がなくなって自由すぎて、
男も女も自分だけの欲望だけに目を向けてしまったのよ
生存競争を自分に向けたらエゴだけが育ったんだ
14話「魂は孤独?」 カナン・ギモス/伊佐未勇

ブレンパワード作中で「戦争」感を語る唯一のシーンかもしれません.
なにより,勇とカナンの関係性の描き方が絶妙です.


それはよくない
9話「ジョナサンの刃」 ミスターモハマド

ミスターモハマド渾身の正論.


頼まなくたって、生きていけるよな
15話「一点突破」 ラッセ・ルンベルク

作品のメインコピー.
頼まなくたって,生きていけるんです.


チャクラエクステンション!
3話「勇の戦い」 伊佐未勇

比瑪の「しゅーとぉー!」がかわいいから入れたかったシーン.それだけです.


津波の片付けで働いてんだからそういうのはほしいよなあ
4話「故郷の炎」 ナンガ・シルバレー

ナンガの特徴的なシーンがこれくらいしか思いつかなかった.
豚汁,食べたいですね.


でも今、なにもできないのが……悔しいのなら何とかしろ!
18話「愛の淵」 伊佐未勇

ユウブレンの最期.
勇がやっとブレンの本心を知ることができたシーンですが,同時にこれが最期になってしまったので非常に悲しい.


飛べ、あたしの分身。世界をかけろ、あたしの代わりに。
おまえには、それができる!
22話「乾坤一擲」 クインシィ・イッサー

クインシィも自分のグランチャーをずっと愛してたんですよね.
ただ,クインシィは何に対しても感情表現が歪み過ぎていました.


なんであんたがバロンなんだ!
26話「飛翔」 ジョナサン・グレーン

このシーンのジョナサンの喜怒哀楽だけではない複雑な感情すべてが詰まった表情はすごいですよ.
アニメーションの力を感じました.


妊娠させてくれなければ!
15話「一点突破」 カナン・ギモス

この言い回しは非常に富みの監督っぽいですね.


ヌートリア、急いでいるな?
6話「ダブル・リバイバル」 シラー・グラス

「ぬ」は思いつきませんでした.
Vガンダムのときも∀のときも思いつきませんでした.


ネリー、ご覧のとおりの女です
17話「カーテンの向こうで」 ネリー・キム

ネリーは初登場から印象的でした.
「ご覧のとおり」の解釈が分かれそう.


農家の人ごめんなさい
12話「単独行」 宇都宮比瑪

おもしろシーンではありますが,こういうところでも比瑪の性格が現れていて好きです.


母親ごっこはやめろ!
10話「プレートの誘惑」 伊佐未勇

勇の言うとおり,今までのアノーアは母親ごっこでしかなかったのでしょう.


一人で戦い 一人で生きることをだ!
25話「オルファンのためらい」 伊佐未勇

ジョナサンの「くっはぁ~~~…!」がもう好きすぎて.


文明を妄信する人類の目を開かせる為にはこんな方法しか無かったんです!
直子さん、私がこんな役目を喜んでやっているとでも思いますか!?
21話「幻視錯綜」 ウィンストン・ゲイブリッジ

元凶であるバカップルのバッカプルたる部分が如実に表現されたシーン.
生々しすぎますよ.


ペラペラペラ敵を連れてきただけの女が
3話「勇の戦い」 伊佐未勇

この言動の不安定さは序盤の勇って感じがしますね.
2話でも比瑪のことを「ぺらぺら」と馬鹿にしています.


ほっといてくれええええええええ!
14話「魂は孤独?」 伊佐未勇

そりゃそんなこと言われたらこのくらい取り乱すよなあ.


ママの誕生日なのに…!
21話「幻視錯綜」 ナッキィ・ガイズ

みんな起きて!今夜頑張ってくれれば
明日にはパンを盗んできてやるから、死ぬんじゃないよ
21話「幻視錯綜」 シラー・グラス

みんなの悲しい過去が明らかになるシーンです.
特にシラーのこの台詞は一気にその重い状況がわかる印象的な台詞です.


息子のために死ねえ!
26話「飛翔」 バロン・マクシミリアン

母親ごっこをやめて母親になった結果のアノーア.
感情表現が直情的すぎるんだよなあ.


メスをやっている暇があったら
オーガニックエナジーの研究者らしい大人をやってみせろ
15話「一点突破」 クインシィ・イッサー

メスを"やる"っていう表現が富野監督っぽい.


もう遅い!
25話「オルファンのためらい」 クインシィ・イッサー

マジでもう遅いよ.


やっつけちゃわないのか?勇
やっつけたって,やっつけたってどうしようもないんだよ
12話「単独行」 クマゾー/伊佐未勇

やっつけたってどうしようもない.これがわかっているから勇の葛藤があるんですよね.


勇は優しいから家族のこと考えるんだよ
25話「オルファンのためらい」 宇都宮比瑪

勇は家族に関して殺すべき存在であると固執していただけで,本当はそんなことしたくない優しい男.
それを諭して気づいてあげられる,それが比瑪の優しさ.


弱い者を守るために、強い命が生まれるのよ!
23話「スイート・メモリーズ」ヒギンズ・サス

ヒギンズはあまり掘り下げられませんでしたが,気丈な女であることがよく伝わります.
対比となっているシラーが,勇やジョナサンを食えるくらいに悲しい過去を持っているのが……


ラッセにまけるなよ、ブレン・シルバレー
25話「オルファンのためらい」 ナンガ・シルバレー

見た目とは裏腹に優しいやつ.それがナンガ・シルバレー.


理屈で考えてるんだろ。包んでやれ、愛してやるんだ
7話「拒否反応」 伊佐未勇

グランチャーと違いブレンは愛してあげる.
それを視聴者に理解させるシーンでもあります.


ルルル……と哭いた。
小説第十九章「オルファン」 ネリーブレン

「ル」があまりにも思いつかなかったので小説から抜粋.
シーンとしても印象的なので入れてよかったと思ってます.


レイト艦長、ヒギンズ・サス!
現在は警戒態勢のはずだ.そういうことはやめてもらおう
8話「寄港地で」アノーア・マコーミック

エネルギーを分けていたのであります!
という言い回しが好きなので入れたかった.


ロマンチックだなあってこと、全部無し
19話「動く山脈」 宇都宮比瑪

比瑪ちゃんがかわいすぎるので.


悪口は言ったつもりはないぞ
14話「魂は孤独?」 伊佐未勇

「わ」といえば.
勇の長台詞ですが,何気に確信に近いことを言っているのが興味深いです.
それにしても,勇はブレンのこと本当に好きなんですね,微笑ましくていい.
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