JPN書紀

【雑記】ガンダム全テレビシリーズ散布図

GundamCross.png

ガンダム全テレビシリーズ作品を【白←→黒】と【fantasy←→reality】の2軸で散布図にしてみました.
ガンダムあんまり見たことない人が次の作品を見る参考にでもなれば嬉しいです.
見たことある人は「ここはもう少しこうした方がいい」などの意見をもらえると助かります.


※1.白は白富野っぽさ,黒は黒富野っぽさを表しています.白富野/黒富野がわからない人は検索してください.
(簡単に言うと白富野は明るく希望に満ちた作風,黒富野は悲劇的で絶望感溢れる作風です)
※2.realty/fantasyも深く気にせず,現実的非現実的の度合いが高いか低いかぐらいの概念で捉えてください.
※3.テレビ放送の後に再編集版が公開された場合でもテレビシリーズの内容のみで評価しています.
(初代劇場版,新訳Ζ,劇場版∀,各総集編,各HDリマスター,MOE等は含みません)
※4.再編集版ではなくストーリーが続く続編である「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz」「劇場版機動戦士ガンダム00」の2作品に関してはその内容を含んでいます.
※5.SDガンダムシリーズ,ビルドファイターズシリーズは世界設定が大きく変わることと私があまり詳しくないため割愛しています.ご了承ください.


◯各作品別解説

・機動戦士ガンダム(1st)
「ニュータイプという概念が存在するガンダムはSFではなくファンタジーだ」などという言葉もあるが,そもそもニュータイプが主人公の強さに説得力を持たせるための設定の一つにすぎない点であること.できるだけ作中の嘘に説得力のある説明をつけるという姿勢は35年以上たった今でも視聴者にリアリティを感じさせている.
戦火に巻き込まれた少年たちが主役であるため暗く悲惨なシーンも多いが,最後は希望ある結末であるためこの位置.

・機動戦士Ζガンダム
前作で登場したニュータイプという概念が大きく本筋に関わるため,特にアクションシーンはかなり非現実的なものになっている.
登場人物の悲劇的な死が敵味方問わずあまりにも多く,かつ展開が早いため重いエピソードばかりでどんどん進んでいく.
そのため視聴者の心休まる時がない.

・機動戦士ガンダムΖΖ
前作の反動を受けてコミカルな作風,明るい主人公.ただし,世界設定はそのまま引き継いでいるためストーリー後半は結構暗くてシリアス.
主人公の変わらない明るさと単純に凄惨なシーンの少なさからこの位置.

・機動戦士Vガンダム
時代が進みニュータイプという概念が薄まっている.そのためアクションシーンは説得力あるものになっているが,スポンサーの都合かビックリドッキリなメカが多数登場するため,リアルかというと微妙な位置に.
Ζ同様,敵味方問わずガンガン戦死者が出るが,主人公ウッソが狂言回し役に努めていることと,希望に満ちたシーンも時折挟まれるため,Ζよりも若干白なこの位置.

・機動武闘伝Gガンダム
ガンダムでプロレス.物理法則を完全に無視したコロニー.多種多様な必殺技などなどで異彩を放つ.
主人公の生い立ちは冷静に考えるとものすっごい暗くて悲しいけれども,それを打ち破るような勢いと熱さを感じることができるのでこの位置.

・新機動戦記ガンダムW
5人の美少年,5機のガンダム.見た目やアクションは派手な要素を持つが本筋自体は結構真面目で地味.
作中に登場するトンデモ兵器に対して説得力を持たせる説明がほぼないため,地味なストーリーを派手な演出で乗り切っているような作品.

・機動新世紀ガンダムX
特別な力を持たない主人公が一人の少女と出会い戦後世界を逞しく生きていく物語.それがガンダムX.
作中で死傷者がほぼ出ないかつ,最初から最後までボーイミーツガールを貫いているため,非常に爽やかな視聴感を得られる.

・∀ガンダム
世界名作劇場ガンダムとも評される作中の雰囲気は,主人公の性格も相まってガンダムが兵器であることを忘れさせてくれる.
後半になるにつれ牧歌的雰囲気は薄まっていくものの,最初から最後まで反戦の意思を感じることができる白富野の代表作.

・機動戦士ガンダムSEED
青春群像・メロドラマ的印象が強いが,遺伝子調整されたコーディネーターとそうでないナチュラルとの対立は全ガンダムシリーズの中でも最も現実に起こりうる設定である.21世紀のファーストガンダムを目指して作られた本作は視聴者を納得させる非常に深い世界設定を持つ.
凄惨なシーンのオンパレードで,最終回もスッキリとした結末を迎えないためこの位置.

・機動戦士ガンダムSEEDDestiny
前作Seedの世界設定を直接受けつくが,その設定の多くを使いきったため前作で好評だったメロドラマ的な部分を全面に押し出すようになり,設定や各キャラクタの思想は支離滅裂なものも目立つ.
相変わらず凄惨なシーンも多いが,前作に比べると希望的な結末を迎えるためこの位置.

・機動戦士ガンダム00
新人類と旧人類の対立は多くのガンダムシリーズで見られるが,この対立に希望的観測を持って結末を迎えた唯一のガンダムが00である.
主人公が戦争孤児であるなどやや暗めな世界設定で,戦死者も多く出るのだが,スピード感のある演出もあり視聴者にあまり重たい印象は抱かせていない.

・機動戦士ガンダムAGE
親子3世代の物語ではあるが,初代主人公の復讐劇という印象が強い.復讐劇的要素以外は基本的には明るく健やかな印象が強い.というより,正も負もどちらも全体的にあっさりしている.
その復讐劇も結末は遺恨を残さないものとなっているため,やや白めなこの位置.

・ガンダムGのレコンギスタ
とにかく明るいガンダム.結果として戦争に巻きまれてはいるが,戦争アニメというよりは冒険もののような演出がされているため,例え死傷者が出たとしても重たく描かれない.
まさに元気のGは始まりのG,深いことを考えずに画面上で起きていることをありのままで受け止めたほうが楽しいガンダム.

・機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ
(現状7話までの評価)
"オルフェンズ"という名の通り,戦争ものというよりも戦災孤児たちの群像劇と言った印象.
当初はとにかく重たく暗めな作風に感じたが,戦争のなかでも前向きに生きていこうとする若者たちの姿から,ある種の前向きさを感じられる.果たして今後どうなるか.



ちなみに,この散布図に私の最も大好きな富野作品であるブレンパワードを加えるとこうなります.
brain.png


みんな!!ガンダムもいいけどブレンパワードを見よう!!!
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